建設業では危険回避の為、危険予知活動(通称KY)やヒヤリハットなど今日の作業内容に応じて作業員全員が始業前にミーティングをする。これは大事な事で大きな災害から身を守る大きな役割を果たしている。
KY(危険予知活動)
KY(危険予知活動)とは本日の作業に対し想定される危険を上げその対処法を全員で考える活動である。
例えば、足場組立作業の際危険予知
1作業員の落下
2工具等の落下で下にいる作業員がけがをする。
1に対しての防止策としては命綱の使用の徹底
2に対しては落下防止用のゴムなどで落下しない様にする。
と言う風に活動する。
ヒヤリハット
作業中にヒヤリとしたことなどを述べて防止策を述べる。
CS活動
カスタマー活動といいお客様に満足いただける様にサービスを徹底する。
また、このような活動をして未然に災害を防止するものである。
建設業という現場はいつも危険が隣り合わせであり、作業員は安全作業に周知徹底して作業に従事仕手もらいたい。
主に大型の機械等を使う工事などは十分打ち合わせの上、第3者災害が無きよう徹底して作業をする事が大切である。
また、始業前に各職長は作業員に服装などを常にチェックし体調なども留意するのも大切である。
夏場の熱中症対策
また、夏場になれば熱中症対策にも気を付けなければいけない。
塩飴や水分などを各従業員に配り、少しでも体の調子が不調であれば現場事務所で休ます様に心がけそれでも治らないようでしたら病院に搬送する事。
実際の熱中症対策として羽田空港D滑走路の工事では連日熱中症の作業員が出たため
作業時間を朝8時から10時次は3時から19時までと日射の強い時間帯は休憩するようにした例もある。
また、我慢する従業員もいるので必ず体調不良は自己申告させるように周知徹底してほしい。
熱中症の初期症状としては
体の節々が居たくなり特に背中が痛くなる場合が多い。そのことを従業員にも伝える方が良い。
一番夏場で熱中症にかかりやすいのは舗装工事にかかわる人たちだ。
アスファルトは工場出荷時180度と高温で現場到着温度でも140度位ある。
夏場は誰でもすぐに水分補給できるように水筒などを持参させ、適度な休憩を与えて欲しいものである。
特にレーキマン、プレートマン、スコップマンには注意してほしい。
とにかく、現場作業は常に作業員の体調の変化に留意して作業を行う事。
スポーツドリンクなどは熱中症になりにくいので出来れば麦茶などよりスポーツドリンクなどをお勧めする。
気温が30度を超える場合は十分注意する事。
まとめ
危険予知(KY活動)やヒヤリハットなど始業前には必ず行い安全作業の徹底に努める。
また、朝礼時には各作業員の体調などをしっかり把握する必要がある。
夏場に関しては熱中症予防の為、水分や塩飴などいつも口に出来るようにしておくこと。
気温が30度を超す場合に夏日にはくれぐれも熱中症予防に努める事。
万が一、体調不良の者が現れた場合すみやかに医師の診断を受けさせること
最後まで読んで下さり有難うございました