フロイドさんの事件に関わった警官4人は懲戒免職になった
警察は、武器の使用はなかったと説明し警官の体に装着したカメラ映像を、州の捜査当局に提出しました。
地元メディアによると、ミネアポリス市内では26日夕、警察署前で大規模な抗議行動があり、警察は催涙ガスを使って解散させた。
細粒ガスで解散させる警察官たち
出典 BBC
ミネアポリス警察の実力行使に関する方針は、気道をふさがないように容疑者の首を膝で押さえ付けることを警官に認めているのに今回この様な事件が起きてしまいました。
ミネアポリス警察トップのメダリア・アラドンド首席警察官は26日の記者会見で、そうした方針を見直す考えを表明した。
アラドンド氏は記者会見で、関係した警官4人を「元職員」と呼んだ。
ジェイコブ・フレイ・ミネアポリス市長も同日、「(警官4人は)懲戒免職となった」「正しい判断だ」とツイートしました。
この発言の前に開かれた記者会見では、フレイ氏は今回の事件について、「まったく、完全にひどい」と憤慨しました。
「私は自分が見たことを信じるし、自分が見たのはどの意味からも間違ったことだ」、「アメリカで黒人であることが死刑と等しいことであってはならない」と述べました。
ジョージ・フロイドさんの首を膝で制圧し押さえつけていたデレック・チョーヴィン元警官。この事件後に解雇され、逮捕・起訴された
出典 BBC
米黒人男性の死は「計画的殺人」 遺族の弁護士が主張
アメリカでジョージ・フロイドさん(46)の死亡をきっかけに各地で発生した騒乱は31日も続き、フロイドさんの遺族側弁護士は警察官による「計画的殺人」だと非難した。
ミネソタ州ミネアポリスの警察官だったデレック・チョーヴィン被告(44)は第3級殺人罪で起訴されている。
しかし、遺族の弁護士ベンジャミン・クランプ氏は米CBSニュースに、第1級殺人罪が相当だと述べた。
「殺意があったと考えている(中略)9分近く、息ができない、息をさせてくれと懇願する男性の首を膝で押さえ続けたのだから」
クランプ弁護士は、「フロイドさんが意識を失った後も3分近く、チョーヴィン警官は彼の首を膝で押さえていた。それがなぜ第1級殺人ではないのか。なぜ関わった警官全員が逮捕されないのか」と述べた。
事件に関与した他の警官3人も懲戒免職となっている。
クランプ弁護士はCBSのインタビューで、「警官が身に着けていたカメラの音声があり、警官の1人が『脈がない、横向きにしたほうがいいかもしれない』と言ったが、チョーヴィン警官は『いや、このままにしておく』と答えていた。これは故意だ」と述べた。
クランプ氏はまた、チョーヴィン被告とフロイドさんは今回の事件の前から互いに面識があったと話した。
フロイドさんの家族は、「フロイドさんが警備員だったクラブの所有者から、デレック・チョーヴィンも勤務時間外に警備に当たっていたと聞いており、2人は重なっていたことになる」と、クランプ氏は述べた。
引用 https://news.goo.ne.jp/
フロイドさんの家族は、「フロイドさんが警備員だったクラブの所有者から、デレック・チョーヴィンも勤務時間外に警備に当たっていたと聞いており、2人は重なっていたことになる」と、クランプ氏は述べた事から2人は面識があったと思われます。
フロイドさんの死因は
郡検視官の正式な死体検案書はまだ発表されていないが、検察の起訴状によると検視の結果、窒息が直接の死因ではなく、心臓疾患のあったフロイドさんが「警察に取り押さえられたことと基礎疾患の組み合わせ、体内にもし酩酊物質があったならそれも合わせて」、死因になった可能性があるとしている。
検視官によると、チョーヴィン元警官は8分46秒にわたり、フロイドさんの首を膝で押さえつけていた。フロイドさんが反応しなくなった後も、3分近く、そうして押さえ続けていた。
膝をどかす2分近く前に他の警官がフロイドさんの右手首をとったが、脈拍は確認できなかったという。救急車でヘネピン郡病院に搬送され、その約1時間後に死亡が宣告された。
引用 BBC
各地で抗議、略奪、暴動
ウエスト・フィラデルフィアでは31日、警察車両が襲撃された
ミネアポリスでは連日、抗議が続いている。写真は、燃える酒店の前に集まった人たち
出典 BBC
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